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“畳のメリットは何ですか?“についてお答えします。
いつもありがとうございます。
小山畳店です。
暑さも絶好調。ここ数日、汗ぶりぶりかいて仕事場で機械を使った日は数えるほど。畳も必要とされなくなったのかなと思う気持ちを振りっ切って、明るく毎日励んでおります。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
さて、よくお客様から質問のある“畳のメリット”について今回はお答えしたいと思います。
①ほかの国には見られない、わが国独自の床材である。
夏、蒸し暑く、冬には底冷えのする寒さ。必ずしも快適ではない日本の気候で快適に過ごせるよう工夫をされてきたのが“畳”です。
②裸足で歩いた時の足触りが良い。
夏の暑いとき、い草のサラッとした肌触りが気持ちいい。
③い草の香りがいい。
この香り成分はフィトンと呼ばれ森のにおいとも呼ばれます。まるで畳の部屋にいるだけで森林浴をしているようなものです。い草の高い芳香性は人に集中力を持続させる効果をもたらすという研究結果もあります。
④い草は室内の空気を浄化する。
い草は水分だけでなくシックハウス症候群を引き起こすホルムアルデヒドなどの有害物質も吸着してくれます。また、ペットを飼っている家などだと気になるトイレのにおいも吸い取ってくれる空気清浄機の役割も果たします。
⑤歩く音などが下の階に伝わらない。
近年の高層階の部屋は階下に歩く音などが響くと気にされている方がおられます。畳はそれ自体の吸音性から床下に歩く音を伝えにくく出来ます。
⑥下からの冷えを防ぐ。
⑦板などと比べて適度のクッションがある。
フローリングに比べて柔らかいため転んだときにケガをしにくいです。また、適度な柔らかさは人間の関節にも優しく、肩こりや腰痛を防ぎます。
⑧最近では“和紙表”や“樹脂表”の登場で新しい感覚のタタミも出来てきている。
などがあげられます。
ぜひみなさんも上にあげた“畳の良さ”を見直していただけたらと思います。
詳しい説明は今後折にふれてお伝えしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
今回はこのへんで。
またお会いします。